初めて投資用の不動産を購入したいと考えたときに、様々な選択肢の中からどう選べばいいのか、迷ってしまうかと思います。
ここでは初心者向けに、投資用不動産を選ぶ際の大まかな選択肢のいくつかを見ていきましょう。
まずは「一棟まるごとか一室か」という選択です。
この2つの大きな違いは単純に言えば価格差です。
一室の場合なら1000万円未満でも物件がありますが、一棟となると安くても数千万円は必要になります。
管理方法にも違いがあり、一室所有ならマンション全てを管轄する管理会社に、清掃や補修などをまかせられますが、一棟所有の場合は自分で手配する手間が生じます。
次が「都心の物件か地方か」という点です。
都心や人口の多いエリアの物件は、賃料も高く空室リスクが低いのがメリットですが、購入価格は当然高めです。
逆に地方は、価格が安いが空室リスクが高めであることを考慮しましょう。
そして最後が「中古か新築か」という点です。
中古は安いものなら1000万円未満でも見つかりますが、融資を受けられる期間が新築よりも短く、築年数が古くなるほど融資を受けるのも難しくなるともいわれています。
一方の新築は30年程度の期間までは融資が可能です。
デメリットとしては、価格が高く利回りが低いということが挙げられます。